2006年9月8日(金)14:05

サルコジ仏内相は急進的なEU改革を要求

ブリュッセル(AP)

フランスの次期大統領候補と目されるニコラ・サルコジ内相はEUの急進的な改革を要求した。EU諸機構をスリム化し、加盟国の影響を制限する必要がある、と内相は金曜日ブリュッセルで語った。トルコのEU加盟についてはきっぱりと拒否した。

目下世論調査でジャック・シラク大統領の最も有力な後継候補とされるサルコジ内相は、EU改革の三年計画を発表した。これによれば、昨年フランスが国民投票で批准を否決したEU憲法は「ミニ憲法条約」に代えられる。これはEU外相職の創設や、加盟国の持つ欧州委員の任命や決定の阻止という権利の削減を盛り込んでいる。

さらにサルコジ内相は、これ以上の新規加盟を阻むべく、EUの境界を決定するよう求めた。トルコ政府との加盟交渉は中止されねばならない。「私たちは多くの理由からトルコとの関係を深めるべきである。ただし正式加盟に至ってはならない」、と内相は述べた。

原題:Sarkozy fordert radikale EU-Reform




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